4月 22nd, 2010
重加算税と査察
重加算税を課せられるような税務調査と言うとやはり連想するのは査察ですよね。
査察が入る場合、その納税者は十中八九悪質な脱税を行っています。
後は、踏み込んで現場で脱税を行った証拠を押さえるだけにしていくわけです。
だからこそ、査察は納税者がその脱税の証拠品を隠してしまわないように、突然入るわけです。
そして、事前調査でおおよその脱税額をはじき出しているので、その数字に沿うような証拠が出てくるのを必死で探しまわっているのです。
そうして行われた査察ですが、当然、重加算税を課せられることになりますよね。
査察で脱税が発覚し、重加算税が課せられる場合、そのほとんどが、検察へ告発されることになります。
その率は何と査察全体の70%にもなります。
多い年には、80%近くにまでなることもあるそうです。
査察の本当の目的は、脱税を見つけ出し重加算税を課せることは当然、その先の告発と裁判での有罪判決を下されることにあるのです。
そこまでしないと、こうした脱税を行う人というのは、何度でも繰り返す可能性が高いそうです。
それを懲りてやめさせるためにも、有罪判決を下され、実刑判決を受け、反省する機会を与える必要があるということでしょう。
そうすることで、社会的に信頼も落とし、これまでお金で取り巻いていたような人間たちは脱税者のもとからいなくなってしまいます。
まっさらな気持ちになって人生を更正させることが、査察の最終目的なのかもしれませんね。