重加算税はイタイです

重加算税等の附帯税についてのおはなしです

健康食品販売会社の「ナチュラリープラス」が東京国税局から2007年8月期までの3年間に十数億円の所得の申告漏れをしていたと指摘されていたことが発覚しています。

「ナチュラリープラス」サイドは東京国税局からの指摘を受けて、修正申告を行っています。

この後、東京国税局が定期調査に入った時、アメリカ、イギリスの研究機関への投資に関する税務処理に関しての修正申告の見解に東京国税局と企業側とで見解の相違があり、2008年5月にふたたび修正申告を行っています。

さて、今回の修正申告および追徴課税に関して、重加算税は課せられているのか・・・・・
答えは、課せられていません。

重加算税が課せられるのは、悪質な隠ぺいなどがあると判断される場合です。

今回は、見解の相違ということで、東京国税局が重加算税を課す必要はないと判断を下しているのです。

さて、この重加算税の判断基準なのですが、今は重加算税を課す判断基準が明白になっていますが、数年前はその判断があいまいで、重加算税を課すかどうかは税務署の判断にゆだねられていたようです。

ですから、そこが税理士の腕の見せどころとも言われていて、今もその印象を引きずっているところがある。

どこで折り合いをつけるかの部分をいかにクライアントにとって小額で済ませることができる税理士ほど腕のいい税理士とみなされていたようです。
ということは、重加算税が課せられるとわかっていながらの税務処理を行っていたということでしょうか。

今の税理士と一昔前の税理士とでは、「できる」の意味が少し変わってきているようですね。

Comments are closed.

重加算税はイタイです