7月 24th, 2009
在庫隠しと重加算税
今回もまた税務調査の結果重加算税を課せられた話題についてお話します。
今回税務調査の結果、重加算税を含む追徴課税約4億5,000万円を課せられたのは、電機大手の東芝と医療機器製造の連結子会社です。
どの点において悪質な所得隠しをしていたと判断されたかと言うと、部品の在庫を破棄したと偽り、損失を過大計上したとみなされた点です。
この国税局の指摘を受け、東芝広報室は「廃棄したはずの部品が残っていたのは事実で、国税局の指示に従う」としているのですが、廃棄したはずの部品などでおよそ11億円もの所得をうっかり申告し忘れるなんていうこと、ありえるのでしょうか。
個人的意見を言わせていただければ、広報室の意見は常套句であって、意図的に所得隠しを行っていたと思われますね。
出なければ、重加算税が課せられるはずがありませんから。
3年後に必ず入る税務調査では、今夏の重加算税を含めた追徴課税を重く受け止め、修正申告のまったく必要のないような税務処理を行っていてほしいものです。
5月6月の税務調査のシーズンが終わり、現在税務署からの指摘を受けている企業が沢山あるでしょうが、重加算税を課せられることなくすんでいますか?
不景気の今だからこそきわどい節税を行っている企業が増えているようです。
しかし、きわどい節税は脱税につながりかねません。
見解の違いによっては、税務調査で税務署から追徴課税を課せられる可能性が高いです。
不景気の今だからこそ、重加算税を含めた追徴課税は、苦しいものですから、正しい節税と正しい納税を行いましょう。